しがない!

しがない40代自営業の世迷言

日本の労働生産性の低さ問題を個人事業主に置き換えてみる

ちょうど昨日、なにげなくテレビを観ていたら日本の労働生産性はOECD加盟国34カ国で21番目、先進国では最低だという問題が論じられていた。

日本の生産性の動向2015年版からのデータ、(財)日本生産性本部がまとめたものらしい。財団法人のまとめたものなら信頼性の高いデータなのだろう。

 

労働生産性だから、一人当たりの時間に対する生産性というわけだ。
まあ、アカデミックな議論は方々でされているので俺はしないできない。

だから日本はダメなんだ、と結論づけたい人にとってはとても良いデータになんだろうなあ、とは思う。
しかしながら、それぞれの国で色々な産業があり、それぞれの仕事時間があるわけだからこのデータかだけで「日本人は他の国より働いているけれど生産性が低いってことは?……効率が悪いんだ!」とはならないはず。

 そもそもデータを見るとルクセンブルグが1位だったりするしアイルランドがあったりする。アメリカやヨーロッパ各国も入っているのだが、このデータで日本と他国の比較を論ずるのはちょっとナンセンスな気はする。

仕事のやりかたも主要産業も違うしね。

日本の製造業はロボット化していたりするから、生産性は上がっていても従業員一人とはカウントされないし。
管理職が多くなれば生産性は落ちる訳だし。

 

個人事業主の生産性を考える

グローバルな見解をしてしまうと無学がバレるので、ここは自分の生産性というのを考えてみようと思う。

個人事業主、フリーランスの場合、必然的に生産性は落ちる傾向にあると思う。
コンテンツを作る人やWeb事業、有資格者なら労働時間に対する生産性は高まるだろうが、一般的な業種の場合は一人で雑務までこなす必要があるので当然生産性は低くなる。

俺のパターンで言えば生産(販売)に掛かる時間と雑務の時間は半々くらいだと思う。

生産とカウントする作業

  • 仕入れ
  • 商品メンテナンスや動作の確認
  • 商品撮影~出品・落札・取り引きまで

生産とカウントしない作業

  • 倉庫内の掃除や整理整頓
  • 商品の梱包作業
  • オリジナル商品開発のためのリサーチ作業
  • ホームページメンテやブログ更新(はてなでは無い)

直に販売に関わる作業以外は生産とはカウントできないので、細々としたものを除けば上の様な感じになる。
辛いのは梱包作業である。もちろん手抜きなどできないし破損が無いようしっかりと作業しなければならない、がお金を産む時間とはならないがネット通販には必須の作業だし……

上記4つくらいならまだ良い方だ。気乗りしなくて作業が進まないこともある、飲みすぎて体が動かないこともある、腰が痛くて作業ができないこともある。
他人の目があればなんとか己を奮い立たせることもできるだろうが如何せん一人なので楽に逃げてしまいがちだ。

俺に限らず誰にでもあるのだろうが、時間さえかければ仕事は終わるから効率なんて考えない思想はあるような気がする。
俺の場合、寝る時間を減らせば、休日を作らなければ仕事時間はそれだけ伸びると考えてしまう傾向にある。しかし、仕事時間を伸ばしたとしてもそれに見合う生産性にはなっていないことの方が多いのが現実。

時間を伸ばしても集中力の持続には限度がある。
どうしても間延びしがちでついついニコ動やYoutubeで休憩してしまうのだ。
3時間で終わる仕事が4時間、5時間と伸びてしまうことも度々ある。

これを改善しない限り、

 

business-life-hitime.hatenablog.com

 この記事で書いた休めない問題も解決しない。

 

せめて解決法をひとつくらい考えてみる

会社や工場なら、もしも一日の作業が完全にタスク管理されていて、終わった人からかえって良しとでもしようか。そうすれば何割かは頭を働かせ、どうにか効率よく業務を行うようになるのかもしれない。

 

個人ならば無駄だと思われる時間をできるだけ省いていくしかない。いわゆるカイゼンというやつだ。日々の作業を漫然としているばかりでは気づきようも無い無駄が必ずあるはずなのだ。

会社なら仕事は分担されるし、特定個人の効率が目に余るほど悪ければ配置転換などもあるかもしれない、個人の場合は配置転換などあり得ないので自分で気づいて変えるしかない。

どうしても気づけない時には他人に聞いてみるといいかもしれない。
人から相談されたらスラスラと解決策が出てくるように、他人の目ならば自分では気づけないところに気づいてくれるかもしれないから。

一人で仕事をしているからと言って誰も頼ってはいけない、という訳でもないだろうし。