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しがない!

しがない40代自営業の世迷言

企画書はA4にまとめるのが良いと言うけれどそこで脱落するくらいなら長くても良いのではというお話

フリーランスには企画書は不要か?


独立して一人で仕事をしていると、新しい仕事を立ち上げる際にも特に企画書(計画書)を作成しないことが多いかもしれない。
ノマドワーカーにはもしかしたら不要かもしれないが(企画書作るほど複雑な仕事をしていないイメージ)、物販や製作系の仕事ならばある程度の物は必要だと思う。


アタマの中を整理する上で重要なものであるし、進捗状況や目標、予算など必要な情報をまとめておかないと仕事としては中途半端であろう。


ところで、近年は企画書や計画書をコンパクトにまとめることが重要で、要点をまとめるのがデキる会社員みたいな風潮があると思う。
情報をパッとまとめてきれいにノートに記入する様はドラマのようで素敵かもしれない。

 でも、一度聞いたくらいでキレイに情報をまとめられる奴なんているのかって話だ。この前、実家に帰省した際に昔のノートを偶然見つけたので開いてみたが、まあ酷いものだった。


俺は会社員になってから、キャンパスノートに営業先を回った後や会議中など必ずメモをするようにしていた。どうせ忘れるし、メモくらいしておいた方が良いだろう程度のものだったが、今でも続く習慣になっている。


さて、ノートだが営業先の担当者の要望や打ち合わせ内容、こちらの提案事項の反応や、会議の内容、決まったこと、棚上げになったことなど様々書いてあり、当時を思い出し懐かしい気分に浸ることができた。

が、後から加筆したりするので見づらかったりスペースが無いから新たなページで書き直したりと粗が目立つものだった。
まあ、ノートを取ることが目的だし自分しか見ないものだから全然許容範囲内だと思うけれども。

 

企画書を一枚の紙にまとめるという風潮


ずいぶん前からだと思うが、企画書は一枚の紙にまとめるのが良いという風潮がある。
長々として持ちづらい企画書なんて読む気にもならないからそれはそれでも良いとは思うし時間の無駄も減るから一石二鳥。

なんだが、むしろ見辛いものも多くなったような気がしている。

  • 要点をまとめることに注力しすぎて箇条書きの文章が支離滅裂
  • 画像を入れているが縮小しているから訳分からない
  • 終結させることが主目的になってしまっているからストーリー性が失われている


伝えることが目的の企画書がまとめることが目的にすり替わっているような物が増えていると言うことだな。

心に残るものがないので即ゴミ箱行き、営業マンが配り歩いている売込みチラシもこんな感じの物が多いね。

こういう物を見るに付け、簡潔にまとめる能力って大事だなと思うと同時にネコも杓子も一枚にまとめれば良いってものではないよな、とも思うのだ。

 

企画書をどうやって作るのか分かっていない人が多いのかも?


多くの人は企画書・計画書を作成する方法はすでに知っているだろうし、自分なりのやり方を確立しているだろう。

しかし、少数派かもしれないがそもそもの作り方を分かっていない人も存在しているのは間違いないと思うのだ。
ネットで検索すればいくらでも作成方法は載っているしテンプレもダウンロード可能だ。しかし、それはあくまでも一枚にまとめる際の注意点であったりと作成のポイントのみだったりもする。

論文の書き方を学んだりという下地があればすんなりと作成に進めるとは思うが、誰しもがそういうことを学んだり意識したりしているわけではないはずだ。

どんな作り方があるの?

  • 企画・計画のタイトルを決める(ゴールが明確に分かる付け方)
  • ゴールまでのステップを大まかに分ける
  • 大まかなステップを更に小さなステップに分ける
  • それぞれに必要な資料、参考資料を揃える
  • 順を追って肉付けしていく
  • 更に必要な資料や情報を追加していく
  • 大体出来上がったら内容を確認し、足りないもの、不要なものを処理していく
  • 読んで分かりづらいところや誤字、日本語の間違いを校正していく
  • 箇条書きにするなど、簡潔にまとめる

俺が論文や企画書を作成する際にやっていることは大体こんな感じだ。

論文は文章なので表現方法や展開などを工夫し、ストレス無く読みきれるような作り方をしていた。

仕事に使う資料であれば文章よりも読み切れる長さ、箇条書きがベストだろうから出来上がりは異なる。

あくまでも俺の作り方という一例ではあるし、もっと時間を短く、手数を少なくすることもできるだろう。

 

短くまとめるのは結果であり製作途中はその限りではない


企画にしろ計画にしろ論文にしろ、頭の中のストーリーと必要な資料をまとめて相手に伝えると言うことは共通している。
仕事であれば直接的な売り上げ増、会社のアピールなどの間接的な効果といったものであり、自分以外の誰かも関わる大事なものだ。

簡潔にまとめるというゴールを意識するあまり、制作中も簡潔にしてしまうのでは本末転倒ではないかなーと思うのだ。
俺のように知能が中途半端な人間、非効率な人間は一旦大きくしてから小さくしないと内容が無いよう、となってしまう。

俺としてはいったん長くても書類を完成させ、それから削ったりまとめたりするのが正解ではないか、と思う。
簡潔にまとめるための発射台として、がっつり要素を盛り込んだものを作ればよい。

そうでなければ内容のある簡潔な資料なんてできっこないと思うのだがどうだろう?

 

もっと言えば常識の範囲内なら長くても良いのでは?

 
会社勤めなら通常業務をこなしつつ、資料を作成するだろう。
業務の手をとめて書類作成に掛れるほどの余裕のある会社なんてあまりないはずだ。

短く簡潔な資料を求めるのは当然だしそうであるべきだとも思う。

しかし、その資料に内容が無ければ会議なんて意味の無い会話ばかりで進みもしないと思うのだ。


だからこそ、別に常識の範囲内なら一枚で無くても良いよな?と思う。
俺は個人だから少々長くても大丈夫だし、A4に3~5枚程度になっている。

簡潔にまとめないと時間の無駄だと思い込んでいる人間の方がむしろ問題だと思う。
形ばかり取り繕っても中身が伴わない人間が上司だと部下は不幸だ。


俺は会社員時代いつも思っていた、会議資料なんて当日に渡されても内容を精査できないしそれに対する質問や指摘も十分にできないだろうと。

普通の会社なら事前に資料を渡すなんて当たり前なのかもしれないが、俺が勤めていた会社はみんな場当たり的に会議をしていたので、個人攻撃や精神論にシフトするのが常だった。

そんなことで売り上げって上がるのかね?
時短時短で細部まで詰め切れていない企画って誰が喜ぶのかね?


一人になると納得いくまで企画を精査できるし問題点の洗い出しも可能だ。
もちろん開始までの期間設定はしている。


別に少々長くてもいいから、皆が共通認識でき、理解度も高い状態に持っていける企画書にすればいいじゃないか。
なんでもかんでも短くすればいいってもんじゃないと思うのだ。