しがない!

しがない40代自営業の世迷言

時間のあるフリーランス・個人事業主はバイトがおススメ!

バイトなんてしてる時間があるなら本業に力入れるべきでは?
まあ、そう言わずに聞いて欲しい


今回は少しでも時間が作れる人なら試して欲しいバイトの話。
個人事業主・フリーランスの場合はサラリーマンよりも時間の都合がつけやすいと思うので是非アルバイトしてみて欲しい。
きっと視野が変わるはずだ。

 

罠に陥りやすい個人事業主・フリーランス


一人で仕事をしていると、なかなか他人の意見を聞くことが無いと思う。
決定権は自分にあるし、反対意見は出ない。面倒な調整は必要なくスムーズに仕事ができるのは本当に楽しいものだ。

そもそも個人で仕事をしている人の何割かは人間関係の煩わしさに辟易しているだろうから、一人の時間を楽しめる個人事業は最高だろうと思う。

自分自身、5年ほど一人で仕事をしているから、それは十分に分かっている。生産性の低い経営者という存在からプレッシャーを掛けられ続けた会社員になんて二度と戻りたくはない。

 だが、最近は考え方が少し変わったのだ。
5年間一人の考えで仕事を進めてみたのだが、やはり限界があることに気付いてしまったことが大きい。


その限界とは?

  • 自分の頭の中だけで想定できる仕事には広がりがない
  • 仕事の楽しみにフォーカスするあまり、成長性が失われる
  • 他者との関わりがなくなると、物販にとってはマイナスになる
  • 新しい価値観を自分の中から生み出すことは難しい

主に精神的な部分での限界を感じたのだが、個人で仕事をしているとこのような罠に陥ってしまいがちではないかと思う。

自分の考えで仕事を進められるのは非常に楽しいし、充実するのは間違いない。だが、一人でできることはたかが知れている。自分としては幅の広い仕事をしているつもりが、かなり狭い範囲になってしまっていることは良くある。


また、仕事に没頭できるだけに更なる成長への布石を打てないのもありがち。そして、そういう自分に気付いたとしてもなかなか変えることはできないのだ。


仕事には成長性が必要である、これは自分の価値観なのでそうではない人も多いだろう。だから別に押し付けるつもりは無い。
だが、今の仕事がいつまでもできるなんて保証が無い限り、新しい道、更なる成長を模索することは個人事業主・フリーランスがするべきリスク回避だと思う。


30歳で独立したなら30~40年、20台なら40年程度は何かしらの仕事をするはずだ。
大金を稼いでリタイアできるなんて甘い夢を持つのは自由だが、リスク回避も準備するのが大人のやり方ではないだろうか。

 

アルバイトのススメ


最近、アルバイトを始めてみた。
お金が必要だからなのはもちろんだが、せっかくバイトするならと思い時間をかけて色々探してみた。

結果、するべきバイトとしてはいけないバイトが分かったので書いてみようと思う。
あくまでも個人事業主・フリーランス向けではあるが参考にして欲しい。

  • 興味のある業種や今後取り入れたい仕事をしている会社
    仕事のやり方や仕組みを学ぶことができるし、本やネットで勉強するよりも実際の現場で学ぶの身に付きやすい
    一から仕事を覚えられるし、初心者だから質問もしやすい(メモをとってもスパイではなく勉強熱心だと思ってもらえる)

  • 今している仕事と同じ業種・仕事内容の会社
    バイト視点で仕事を見ることで新しい発見がある
    大概自分よりも規模の大きいところでバイトをするので効率的な仕事のシステム等を勉強できる
    バイト先の改善すべき点を考えることで、自分の仕事にも無駄があることに気付ける

  • 専門的な知識を憶えられる仕事
    全く新しい方向性を自分の頭にイメージさせられる
    固くなりがちな自分の想像力を働かせられるきっかけにもなる
    よりお金になる方向性に気付ける

 

上にまとめたのがプラスになるであろうバイトだ。
専門的な知識といっても資格が必要なものとは限らない。仕事を覚えるうちに資格への道が開けるといったものでも良いし、ニッチな知識を習得できるものでも良い。


あくまでも自分の仕事や今後の人生にプラスになるバイトを選ぶべきだと考えた。
そうすると自ずと見えてくるのがしてはいけないバイトだ。

ざっくりと言えば、お金だけが目的のバイトということになる。
本業が厳しいから資金を支える又は家計を稼ぐ、という切実な状況の場合、バイトではおそらく焼け石に水。
本業を見直しつつバイトをするのも良いが、まずはその仕事を続けるか否かを判断するのがおススメだ。

手っ取り早く派遣、日雇いも否定するものではないが、肉体労働も多いし拘束時間も長くなりがちだと思う。
そうなると本業への影響も無視できないレベルになってしまうと思われ、バイト代は稼げても本業の売り上げが更に下がる結果になることも考えられる。


そうならないために、バイト選びは慎重に行いたい。
仕事場の近く、家の近くで空いた時間にできる仕事を選ぶのもポイント。

俺の場合、火、水は比較的時間ができるのでそこにバイトを入れてみた。
運動のために自転車で30分程度離れた場所にしたが、仕事内容は本業と全く同じだ。
初日から全くストレスの無い仕事ができているし、仕事に対する考え方も勉強になっている。バイト選びは成功だと言えるだろう。


自分で仕事をしているのにアルバイトというと、都落ち的な見方をされてしまうかもしれないが、目的意識がはっきりしているなら何も恥ずかしくない。

むしろはっきりと今後の方向性を模索する為、と言っても良いと思う。

 

本業だけをしなければならないなんて誰も決めていないはず


個人で仕事をしているのだから、どんな仕事をしても本来は自由のはずだ。
俺自身、いつの間にかバイトをしたり誰かの仕事の手伝いをしたりといった、雇われる働き方を否定的に見ていたようだ。

個人で生きていこうとプライドを持てば持つほど、悪い意味の頑固さが出てきてしまうのではないかと思う。それが力の源泉になることは否定しないが、人とのかかわりを絶って生きていけるはずもない。


自分の考えに凝り固まってしまうことで、実は本業には悪影響を与えている事実に気づく為にも、アルバイトをしてみるくらいのフットワークの軽さは必要かな、と思う。

物販をしているなら色々な人に会い、会話し、売れ筋の商品を知ることも重要、アフィリエイターだって人の悩みを聞き、商材を選ぶヒントにできる。
あくまでも時間を空けられるなら、だがバイトをすることでプラスになることは必ずあるはずだ。

何故バイト? 別に外に遊びに行ったりすればいいのでは?
それも全くもって正しい、しかしお金を貰いつつ仕事の勉強ができ、人と関わることができるなんて言うこと無しだと思う。

バイトの時間を本業に使えばもっと稼げるのでは?
それもまた正しい。
だが本業へのフィードバック、そして新しい道を模索できることを考えると週に1日2日くらいはバイトに使ってもマイナスにはならないと思うのだが。


今の仕事が天職、他は考えられないのならそれでもいい。
むしろ天職である今の仕事の為にも新しい考えや価値観をプラスしてあげて欲しい。


日々勉強、成長は人間である以上し続けたい。
だからこそ、自分だけの殻に閉じこもらず初心者面して働けるバイトは最高の勉強場所だと思う。


「おはようございます」
「お疲れ様でした」
「ありがとうございます」

そんな言葉だって自然に出てくるのだ。
おススメだよ。