しがない!

しがない40代自営業の世迷言

本当に必要なものだけを持って生きて行きたいと思うのだが……

結局のところ不要なものは減らしづらく必要なものは無くなっていく


個人事業主である俺は住居のほかに倉庫を借りている。まあ、家で出品などのPC作業も行うし仕事場と家という明確な仕分けは出来てないのだが普通に会社員なら絶対に不要なものにお金を払っていると言うのは間違いない。

売り上げを上げると言う目的で借りた倉庫なのだが、現状ではパフォーマンスは最大化されているとは言えない。導線がうまく作れていないし作業スペースもしっかりと確保されていない。

数ヶ月に一度はマイナーチェンジ、倉庫の棚位置や作業スペースを変えたりということは行っているのだが毎回どうも上手く嵌っていないと感じる。
その理由は簡単で分かりきっているのだが一番対策が難しく解決できそうも無い問題なのでそんなものだろうと割り切って心と体を慣れさせていたのだ。

が、これからはその問題にがっちりと向き合おうと決心した。
さて、その難しい問題だが「売れ残り、売りづらい商品の在庫」をどうするかといものである。物販を生業にしているのなら最大のテーマ、完全に解決できたケースなど存在しないのでは無いかと思う大きな問題だと思う。

それでも出来るだけそういった在庫を効率よく捌く方法を模索すべきだろう。
商品は倉庫にある状態では場所を食う負債であると思っている。お金に変わってくれない以上、次第に邪魔者になるのは致し方ない。
在庫は常にスリムに、倉庫は常にスペースが空いた状態で入荷に備える。
そんな理想を追い求めてみよう。

 売りづらい商品と言っても撮影する気にならなかったりあれこれ手を加えるのが面倒だったりと自分の都合なのだから対策自体は簡単なのだ。

売れ線は勝手に無くなるが売れ残りはこちらが手を加えたり何かとセットにしたりと何かと手が掛かる。手が掛かる子ほど可愛いとは言ったものだが商品にはそんな感情は沸かず単に面倒なだけだ。
要はそんな気分を抑えて仕事をすれば良いだけということになる。

 

仕事に対する気分を変えてくれるのは売り上げと整理された場所


在庫を効率よく処理する為にはそれを実現する為の場所が必要不可欠だ。
仕入れた商品をメンテナンスして動作チェックして、撮影してという一連の流れをどれだけスムーズに行えるかがポイントとなる。

俺の場合は商品がリユース品でありメンテナンスが必須であること、一度に仕入れる量が多く受け入れの場所が広めに必要であることがネックだ。
大きさも違う、材質も違う、汚れの状態も違う。
特に割れ物なら重ねて棚に収納することも出来ないから商品のサイズ以上のスペースを使うことになる。それでいて売れる金額が大したことが無いのはご愛嬌だ。
一度に大量に仕入れるのは単価を下げる為だからスタイルを変える事はできない。

この時点である程度お前が我慢しろとなるところだが毎度毎度気分が落ち込むのもイヤなので今回は更に考えを進めてみた。
問題を先送りして目の前の作業だけを見つめていても誰かが解決してくれることも無い訳だから当然といえば当然。


と言うことでまず着手するのは長期在庫の売り切りと仕入れたまま放置された品物の商品化である。長期在庫品はそのまま値下げするのは芸が無いし仕事の単価をこれ以上下げるくらいなら捨てたほうがマシなくらいだから有り得ない。
仕入れたまま放置している品物は一品ではまず売れないような安物、フリマにでも出してしまおうと思いつつ何もしていない。

このような内容の商品をどうやってスピーディーに捌くのか?
答えは意外に簡単。

セットにしてしまうのだ。しかも多ければ多いほど良い。

現状の長期在庫には釣竿、ラケット、双眼鏡、その他家庭用の小物類がある。
1本で売っていた竿やラケットは10本セットなどにまとめて格安出品。
小物類は宅急便のダンボールに大量に詰め込んで格安出品。

仕事の単価下がってない?
まあ、それに関しては同意だが既に撮影済みであること、長期的な在庫であることを考えれば一度に多くの商品が無くなるセット売りというのは悪い仕掛けではない。

現状ではこれを繰り返してさっさと場所を空けようと思う。

結局のところ限られたスペースの中であれこれと工夫をしたところで物を減らす以上の効果が出ることは無い。
今までそれをしなかったのは面倒なのが一番だが格安でセット売りというのを否定的に見ていたというのもある。出来るだけ高く売れるものをラインナップして安物買いをする人たちを排除したいと思っていた。だが、それは俺の勝手な思い込みであり安物を探すことは悪ではないしそういった人たちが買ってくれることで倉庫は片付くことになるだろう。

俺が考えるべきは購入する人たちが魅力に感じるセットを組むこと、転売する人たちなら儲かってくれることが第一だし、使ってくれる人なら出来るだけ多くの品物に満足してくれることだ。


スペースが空いたところで最終的な倉庫のレイアウトを決めていこうと思う。
ハンドメイド品を製作する部屋を作りたいし撮影スペースは明るくてキレイにしたい。
整理された場所は仕事の効率を上げてくれるだけでなく更なる売り上げ増を生み出してくれる。

個人事業主のモチベーションを上げるのは第一には勿論売り上げ、次は場所が整理されていること。キレイな場所にいることで本人の気持ちも変わる。
ゴミが落ちていたり工具が出しっぱなしになっていれば片付けをするようになる。
整理されていない場所であればちょっとゴミが落ちていても工具が出ていても別に状況が変わるわけでは無いから何もしない。

更に場所は汚れていく、負のスパイラルだ。
仕事柄、潰れたお店や倉庫にも行くのだが整理されていないところが多い。

 

家の片付けも同じこと


普通の人なら倉庫や店舗を持たない。俺の場合は倉庫があるのでそれを中心に考えているがそうでない人は自分の家を考えることになる。
整理された家、部屋からは何が生まれてくるのだろう。

仕事場なら売り上げ、イメージアップ、自分のモチベーションアップが主な効果。

家ならきっと自分そのものを変えられるはずだ。
乱雑に物が置かれ、ゴミが散らばるような部屋に住む人はどんな人に見えるだろうか?
決して几帳面だとは思われないし仕事が出来るとも思われない。

仕事の能力には直結しないと油断してはいけない。
家が汚くても仕事がきっちり出来ているのなら問題ない、という意見もあるだろうがそんな風に思っているのは自分だけかもしれない。
片づけできなくても仕事は出来る人間、そんな人も確かにいるが単に自己評価が高いだけの人も多いのが現実。

俺が会社で仕事をしてきた中でもそんな人は居た。
確かに能力は低くないが大事な書類を出しっぱなしにしたりどこに置いたか忘れたり、使った道具を置きっぱなしにしたり。
見た目もそうだ、全体的に駄目なのでは無いがくたびれた感じがしたり組み合わせがおかしかったりする。

何となくだらしない感じを醸し出すのだ。
酔い姿がだらしないのもそう、酔いつぶれるというよりも格好がだらしなくなる。

外に出ると人格そのものが変わると思い込んでいる人は多いかもしれないが家が汚い、だらしない人は大概バレている。みんな気を使ってくれているだけだ。


部屋が片付いていない人はおそらく俺と同じようなマインドを持っている。
面倒、やっても無駄、時間が無い等など。
俺は倉庫を持つことで気付くことが出来たがそうでない人は意外に気付かないのかもしれない。人は本当に必要なもの以上に不要なものを持っているということだ。

理由を付ければ全て必要なものになるのだが裏を返せば不要な理由も付けられるということ。積極的に整理することで自分の脳内も整理される。


嘘ではない、体感で分かることだが家の整理をすることで俺は貯金が増え始めた。
いらないものを買いすぎていたことが分かったのが大きい。
いかに自分が無駄なお金を使っていたかが分かれば出費は抑えられる。
無駄なことに出費をせず、出来るだけ安上がりにすることで本当に必要なものにお金をかけることが出来るのも重要な効果だ。

必要な物が整理された状態で家にあり、無駄遣いをしないことで貯金も増やせる。
こんな効果が不要な品物を整理することをきっかけに得られるならやらない手は無いと思うのだがどうだろう?


今後は整理整頓を軸にした仕事も積極的にやっていこうと思っている。
自分ひとりではなかなか踏ん切りが付かないことも多いのは実感で知っているからこそ多くの人の手伝いになれれば良いと思う。