しがない!

しがない40代自営業の世迷言

働き続けるのが辛いなら逃げても良いとは思うのだが完璧に成し遂げるのが条件

会社は入り方・過ごし方・辞め方皆平等に大事である


現在は個人事業主(今年からはフリーランス寄りではあるが)ではあるのだが、22~35歳までは会社員として働いていた。

前の記事で書いたとおり、俺は就職活動で失敗している。 

 

business-life-hitime.hatenablog.com

 
現在ではダメージが抜けて思い描いたとおりの自由な働き方が実現しつつある。
だが、現在に至るまではなかなかに辛い期間も過ごしてきた。次の記事は25~30歳まで働いたブラック企業での思い出を書いてみよう。

現在まで俺は3回仕事を辞めてきた。
4回目で個人事業主になったので打ち止めだろうが、3回就職したとも言える。
たかが3回、されど3回。俺なりに大事だと思えることは3つだ。(多分もっとあるが思いつかず)

その1、社会人としてのスタートを誤らないことは非常に大事であるということ。これは前の記事で書いている。零細企業から大きな企業へのステップアップは絶望的に厳しい。転職はランクダウンがほとんど。

 その2、会社での過ごし方に気をつけること。見た目、態度、話し方などなど仕事能力以外にもマイナス要因は出来るだけ排除すること。嫌われる、避けられるなどのマイナス感情を相手に抱かせないことは社会人として最低限。最初はきっちりしていても慣れると人はだらしなくなる傾向がある。


その3、仕事や人間関係、給料など様々な要因、主にネガティブ要因で会社を辞める場合はスマートに、完璧にやり遂げること。
人間関係、お金、仕事どれでもストレスを感じ自分を保てない危機を感じながら我慢する必要は無い、逃げることも必要だ。だが、逃げるのならば完璧に、ぐうの音も出ないほどきっちりと成し遂げてみせるべきだ。その為にも本当にやばくなる前に逃げ方のシミュレーション、タスクの実行順序を大体でいいので作成しておきたい。

 

いつ頃逃げ方を考え始めるべきか?


人間は少しでもストレスを感じるとその原因に近い場所から遠ざかろうとする。動物としての人間を考えるなら当然かもしれないが、ヤバイ場所からは逃げたいのは本音。

ただ、人間は社会性を持ってしまった動物なのでそう簡単には逃げない。ちょっとしたきっかけでバイトを飛ぶ若者は良く見てきたがそれはストレスではなく単に怠けグセだと思うので除外。

人それぞれではあるが俺が思う逃げ方のシミュレーション開始タイミングは、入社してから3ヶ月程度だ。試用期間のある会社ならそれが終わる頃、会社的にもお客さん扱いが終わり、そろそろ結果を求める始める頃だと思う。

この頃にイヤだなーと思うのは慣れてないか嫌い、苦手な人ができてしまったか思ったような仕事じゃなかったとかの自分発信の悩みであることが多い。他者からのストレスというよりも自分が思うことによるストレスという感じ。


早めに逃げ方を考えたほうが良いのは、危機管理としては当然のことで会社という新しい社会に飛び込んでいる以上、そこが必ずしも良い場所であるという保証は無いからだ。後が無いとか入った以上3年我慢とかそれぞれの事情はあるのだろうが、最終的に損をするのは自分である以上、逃げ道の確保は必要だと思うのだがどうだろう。

自分自身、逃げ道を確保せずに働き続けた結果、手取り12万程度で4年半、最長60連勤という状態を受け入れざるを得なくなった。繁忙期以外でも10連勤くらいは普通なので転職についてや資格取得、独立に向けてなどの準備が一切出来なかったのだ。

自分の人生設計において転職というのもある程度は考慮に入れておく必要はある。
プロ野球でも入団時点でポスティングでのメジャーを考慮する選手はいる。その為に逆算して出すべき成績や取り組むべきトレーニングを当てはめていくのは一流選手になるための条件では無かろうか。ダルビッシュはそんな感じで日本でも過ごしていたように見えるしメジャーでもしっかりとマイナーチェンジをしている。(野球は詳しくないので適当)

逃げ方を考えるのが入社3ヶ月程度、としたのは完全に仕事の歯車に入り込んだ場合、そのまま取り込まれる可能性が高いからだ。忙しさに慣れて仲間が出来るとお酒で愚痴ることで何となくストレスを忘れた気になれるし、仕事仕事で暇が無くすっきりとした頭で考え事ができる休日などほとんど無くなってしまうだろう。

だからこそ早めにある程度の逃げ方、ルールを決めておきたいところだ。

 

逃げ方って何だ?という人のために


逃げ方、これは辞め方ではない。退職願は○ヶ月前に、誰に出す、というような手続き上のことではなくあくまでも自分の中の決め事のことだ。

例えば25歳、男性、事務職から営業への転職の場合。
転職した会社は給料が手取りでも12万程度、先輩を見ているとどうやらサービス残業、会社の売り上げは落ち込んでいるようだ。試用期間があり、その間は在庫倉庫で商品知識を叩き込まれると決まっている。

さて、このようなケースを元に考えてみよう。つまりは俺のことだ。
現実の俺はここから逃げようともせずに4年半を費やし大事な20代後半をドブに全力で捨てた。今の俺が考えるなら、という条件で書いてみよう。

  • 給料が安い、会社的に零細企業であることは間違いない。
  • 会社が潰れるリスクは高く、その場合転職条件は今以上に悪くなることが予想される。
  • 現状は実家暮らし、リスクを加味して月々1万でもいいから貯金しよう。
  • 家に入れるお金を引いて残ったお金は何かしらの資格取得のために使おう。
  • 資格の勉強はあまり高レベルではなく転職に役立つようなものから。
  • 営業はしっかりとこなし、相手企業には好印象になるよう努力しよう
  • 資格取得、企業へのコネ作りと割り切って営業ノルマを達成することのみを目標にしよう

逃げ方、と言っても行動指標のようなものだ。入ってみて実際はどんな会社だったか、自分は今後どんな行動を取ろうかを考えてみると良いと思う。
○○なら辞める、というような決め方をした場合、上司や先輩からの何気ない言葉もそこに当てはめるクセが付いてしまい辞める前提の考え方が染み付いてしまう。それは本意ではない。

あくまでも会社勤めをしっかりとこなすことが目標。
会社の分析をしっかりとしておき、将来の自分に少しでも武器を増やす為の仕掛けを考えることが逃げ道になる。

上に書いた分析から、自分がどうすべきかにフォーカスした場合の例。

  • お金や将来設計にも役立ちそうだからファイナンシャルプランナーを取ろう。
  • まずは3級から始めて2級までは会社にいる間に取っておこう。
  • お金の問題があるから学校ではなく独学で、参考書で勉強しよう。
  • 毎日1時間以上、コツコツやろう。

この程度で十分だ。まずは毎日1時間、これが1ヶ月以上続くかどうか。それができないなら綿密な計画を立てても意味は無い。次の日に参考書を買い、勉強を始める、それだけでも十分な準備の始まりだ。

あまりガチガチに縛り付けないことが重要、会社から受けるであろうストレスを考えて書き出すだけで精神的なダメージを受ける可能性があるし、大体にしてストレスは想像を超えたときにやってくる。※だからといって最初に考えるのは無駄なのは上に書いたとおり。

 

「逃げ出す」をしっかりと成し遂げる為に


誰でも辞めようかな、と思う時はある。ストレスがまだ自覚症状として感じるレベルでない時には何気なく思ったりするものだが辞めたい、となると話は別だ。

それでも人は辞めたりはしない。俺の周りにも結構多い。
会社や上司に対しての愚痴や文句は言う、辞めたいと言う、が辞めない。
辞めても別にやりたいこともないし次ぎも決まっている訳じゃないし、などなどの理由で。

そう、これが逃げ方を用意しない人の陥る「会社に残るしかないという状態」だ。
ストレスも自覚、辞めたいと言う気持ちも自覚、でも辞めない。
自分の人生において我慢を続けることがどれだけ無駄で生産性が無い事か、ストレスを隠す為に深酒をすることや無駄な出費をしてしまうことがどれほど将来に向けて無駄なことか、仕事だから仕方ない、家族のために、という言葉は自分の無能を拡声器で叫ぶことと同じことである、それらのことに気付きながらも辞められないのだ。

それは「逃げ方」を準備していないからだ。
今日と同じ明日は来ないかもしれない。だからしっかりと考えておく。当たり前。

どんな状況であってもしっかりと自分の実力が発揮できる下地を作っておくことは何よりも大事なことだと思う。


完璧に逃げを成し遂げる為には自分のルールを決めておくことも大事だ。

  • 貯金が100万以上になるまでは辞めない(普通に働ける状況なら)
  • 資格取得までは辞めない
  • 副業で月20万以上の収入が得られるまでは辞めない

別に資格を取ったからといってそれで転職が上手くいくとは思わないが、ある程度の年齢になったら継続した勉強をするクセは付け辛いからこそ資格取得まで続けた、という実績は自信にも繋がると思う。
お金については保険のようなもの、収入がある、貯金がある、という状態なら辞めても一定期間は過ごせる。

大事なのは自分に資格などの武器を持たせることや、仕事上のコネを作ること、転ばぬ先の杖、お金を用意することだと思う。
何も無いから辞められない、不安があるから踏み出せない。

そして何の用意も無く衝動的に辞めてより低いレベルの会社に転職して……
こんなパターンの人は山ほど見てきた。

どっちのパターンがより良い人生を過ごせるのかは明白だと思うが。


つまりは日々頭を使おう、ということだろうか?
辞める、資格を取る、お金を貯める、痩せる、考えるのは無料だからね。
後はしっかりと成し遂げられるかが問題になるだけ、シンプルだ実際。