しがない!

大儲け?そんなものは求めてないんだよ

体力勝負の労働から頭脳労働にシフトしていくこと

レキシというバンドが大好きで、フェスに来たら必ず見るし仕事中やウォーキング中に聞くことも多い。
中でも狩りから稲作へ、という曲が好きで良く聞くのだが今回はそこから発想を得た話である。

狩りから稲作へ、という曲は愛する人のため、危険で不安定な狩りを捨てて稲作定住、一緒に暮らすことを選択する男の話だ。
「共に暮らそう、屋根の下、稲作定住」というフレーズは素晴らしく、愛する人のため、家族のために自分の生き方を変える勇気のある男が目に見えるようなのだ。
ぜひ聞いてみてほしい。

 
数年前までは個人事業主である自分を捨てて会社員になろうとした俺であるが、幸いにも今は暮らすにはなんとかかんとかではあるが稼ぐことができている。
だが、しがない個人であることに変わりは無く、今の仕事が5年、10年、20年と続けられるとは思っていない。
何しろ国民年金のみが収入となる65歳以降(もしかしたら70歳以降になるかも?)に向けての貯蓄は心もとない。今の生活から削りに削って貯蓄や投資信託に力を入れることで老後は安定に向かうかもしれないが、人生を楽しむという観点からはマイナスになってしまう。

収入という点で、安定した貯蓄という点で個人は残念ながら会社員、公務員などから比べて不利であることは否めない。ただ、自分で好きでやっていることだし上手くいけばそれらの人よりも多く稼ぎ貯蓄することも可能ではある。
現状、それが見えてはいないので俺は短期的に稼ぐよりも長期的に稼ぐことに重点を置くつもりで動いているのだ。要は70歳を過ぎても現役だってことであり、動く限りは働く必要があるのではないかと思っているということだ。


そういうことを考えていると今の仕事は末長く続けることに向いていない。

まず、仕入先の安定性に欠ける。
ネットオークションというテナント商売なので数年後の形が予測できない。
仕入れの品物がでたとこ勝負なので重くて大きいものも扱わなければならない。
意外に作業量が多いので品数が多いときは夜中まで出品作業に追われる。

今はパートさんに商品の磨き作業を任せているので少しは楽になったのだが撮影や商品の説明、画像の加工、落札後の連絡や梱包発送作業などは俺一人で行っている。
つまり俺が止まれば仕事全体が止まり収入は途絶えるということだ。
それが嫌なら人を雇い仕入先を開拓し自分が動かなくても今の収入を確保でき、しかも従業員の給料もちゃんと払える仕事に育てなさいということになる。
そういうのが嫌だから一人で始めているのに金の為だけにそれをするのはまだ無理だ。
それほど達観もできない。


結局のところ俺の仕事は体力勝負の労働収入なのだ。
別にそういう稼ぎ方を否定はしないし体が動くうちはやったほうが良いのではないかと思うくらいだ。座り仕事よりも太らないと思うし。

ただ、50歳になっても今の仕事をしたいかと言われたら「NO!」だな。
45でも嫌かもしれない。
今の仕事は2人くらいに任せて自分は他の仕事をするべきだと思っている。
少なくとも暮らせる収入は稼げるから、その間にできるだけ早くもう1本の柱を立てたいと考えている。

道筋としては、現状の仕事をパート1名、自分で続ける。ここではヤフオクが売り上げの中心だ。そうしながらもリユース品以外の商品を増やし、ヤフーショッピングに注力、そこは利益を最大化するのではなく作業の少なさを最大化するのが目的。
ヤフーショッピングの売り上げベースをヤフオクの半分程度まで育てる。ここまでは人は増やせない。ヤフオクは横ばいで合格点だと思う、下げないことが重要。
この辺りでもう1名(これはある程度自分の変わりになりそうな人)を雇い自分はヤフオクからは離れる。そうなるとヤフオクが不労所得化してくれ、作業量の少ないショッピングが主戦場になってくれる。

とまあ、道筋を描いてみたがここまでがもう1本の柱を立てる前にすべきことだ。
なぜこんな面倒なことをするのか? 少し前の自分でも疑問に思うことだが理由は今から書くとおりだ。


もう1本の柱は体力勝負ではなく頭脳勝負にしたいのだ。

ロバートキヨサキの言うラットレースからは抜け出せないのかもしれないが、体が資本で他に稼ぎの方法が無いという超高リスクからは抜け出したいと切に願っている。
最悪手が動けばパソコンで仕事ができるし頭が働けば体のどこかに障害を背負ってもやっていける可能性は高いと思う。
何しろ今のままでは腰がダメになった時点で買い付けの商品が限られるし動けなくなれば収入は絶たれる。

上の部分まで書いたところで一時中断し10日程度経過したところで続きを書き始めた。

そんな今、自分が書いていたことが非常に正しいことを実証してしまった、悲しいことに。

11月の始めは週末にイベントの出店などで結構忙しく過ごしていた。準備、設営、販売、撤収、片付けや整理など1日のイベントでも作業量は結構多い。
それに加え通常業務と1日10km程度のウォーキングも欠かさない毎日を送っていた。
そんなある日、体に違和感を感じたのだ。なんか右足や下腹部がやけに痛い、椅子に座っていると激痛で長く作業ができない。そうこうしているうちに熱が出始め、38度を超えた数日前にそれは見つかった。朦朧としながらも体を流したいのでシャワーを軽く浴び始め、脚をふと見てぞっとした。
翌日に医者に行くと帯状疱疹とのこと、違和感を感じてから1週間程度経過しており症状としては重い部類だそうだ。
現在、発熱は落ち着いたのでゆっくりとだが仕事を始めている。

仕事を休んだのは1週間程度、売り上げ自体はそれほど影響は無く通常通りである。
じゃあ良いのかと言えばそんなことは無く、12月、1月の売り上げにはしっかりと影響してくるのだ。数ヶ月先までの売り上げを確保できるような安定感は全く無い。

というよりも入荷したものがその月に売り切れるのなら何の不安も無い、売れ残りは常に発生する訳だから次の仕入れ、次の仕入れですぐに売れる商品を確保して行く必要があるのだ。
そう、結局のところ労働収入なんだな。止まれば終わりのオマケ付きだ。


ということで頭脳労働という柱はどんな人にも重要なのではないかと思うのだ。
実際サラリーマンだって病気で長期休養は認められても収入は下がるだろうし。生活のベースを落とさないように対策をすることも大人としては大事なことだ。


パソコンで仕事をするのなら、在庫不要、店舗不要、自分以外の人不要、家でできるからリスクは無い。まあ、収入になるまで育てるのが難しいとは思うが飲食店を始めて毎日美味しい物を作る為の努力とか売れ線の商品を仕入れるために都内動き回るとか、どんなものでも収入にするための努力って必要だからね。
パソコンでの仕事だけ苦労無くできるなんてことはあり得ない。

それ以外にも資格を取るのも良いと思う。
今気になるのはファイナンシャルプランナー。
これをセンスの無い人に言うと保険屋でもやるの?使えない資格でしょ、とか言われる。資格なんてどれでもそうだと思うが稼ぐために使うなら資格を持つことよりもどのように使うか、が大事だ。
今の時代、弁護士だって稼げないらしい。だからこそ過払い金請求なんかで稼ごうとするのだ。
FPを取って保険を結びつけるなんてもっとも稼げない部類の考え方、資格の良さを全く使えてないと思う。


狩りから稲作へ
今の俺には意味が異なる。個人から会社へ、では無く体力労働から頭脳労働へ。
より安定感のある人生を歩むためにもう少しだけ体力も消耗することは我慢しよう。
10年後にはたまには体使って労働しようかな~、なんて言える嫌な奴になる準備を今から始めようと思うのだ。