しがない!

大儲け?そんなものは求めてないんだよ

11月29日の出来事・前に仕入れたギター・読み返し始めた小説

29日は午後からパートさんの来る日だった。
先週に仕入れた商品の残りがまだ処理しきれていないのでメンテナンス(ただの洗い作業)をして貰おうと思っていた。

午前中、ヤマトのドライバーから電話があり荷物があるのだがどうも部屋番号が違うとのこと、聞いてみたら5-8という部屋番号、家はそんな番号ではない。
だが、8とBを間違えたのだろうと考えたぶん間違いないよと伝える。
案の定家宛て、実家からだ。初めての間違い、母も年をとったものだと少し寂しい気持ちになる。

 
最近は体調を崩した事もあり朝はゆっくりと過ごす事が多い。
帯状疱疹、体の痛みや発熱に10日ほど苦しんだ。

良くなってきたと思ったら仕入先の倉庫で足の指先、小指に取り外されたカーオーディオが落ちてきた。激痛に耐えながら仕入れの品物を車に積み込み帰る。
一年程前に同じような体験をしているので、これは折れたなと思い病院に行ったのだが今回は幸い折れてはいなかった。

不幸中の幸いと言えるのかは分からないが毎日していたウォーキングは既に2週間ほど休んでいる。ダイエットには影響は無い(体重は増えていない)がせっかく歩く事を習慣にしているのだからさっさと腫れがひいてほしいものだ。


イレギュラーな出来事があると新しく始めた事や自分のやりたい事に対するモチベーションが著しく下がる場合がある。
体が上手く動かせなかったり熱や痛みで頭が働かなかったりで気持ちが落ち込むのだ。
大丈夫大丈夫と自分に言い聞かせる事は基本的に無意味で時間が過ぎて体や頭が落ち着いたら再開するほか無い。
問題は緊急性の高いことが中断する事だが、今の俺は諦めも肝心と割り切っている。

できないものはどうやっても無理だ。
クオリティの高い作業が出来ないのなら惰性で進めてもあまり意味が無い。
やる事に意義があるのではなく結果を出す事に意味があるからだ。


パートさんが倉庫の1階でメンテナンスをしている間に2階で梱包や出品作業をしようと思っていたのだが肝心なソフトが起動しなくなっていた。
色々と調べてみたのだがそのソフトに問題があるのでは無くもっと面倒なところが原因だと判明。そもそもパソコンの知識が無いので諦めたのだが、出品作業が出来ないのは今日だけの問題ではない。今後パートさんが作業する間に自分のすることが無い状態が続くという事だ。

段取りをしているのに自分の手の及ばないところで問題がある。
そのせいで売り上げが下がる、またはそのきっかけになる、というのは嫌なものだ。
コントロール不能な部分での不具合というのはストレスにしかならない。
もっと知識や経験があればと思うが一人の人生で何でもかんでも詰め込めるはずも無い訳だからやはり諦めが肝心。

どうせ出品は夜やるしその通り日付の変わる頃終わらせた。
時間にして1時間半ほど、遅くなったのは帰ってご飯を用意し食べた後にマイクラをやったからだ。
今日は拠点周りの整備。牛と豚の繁殖、小麦畑に種麦植え、羊牧場に繁殖用羊を誘導、などの作業を行った。分からない人には全く分からないと思うがマイクラの何とも言えない楽しさは何だろう?
MODを入れたいがプレステ3の場合は上手く行かない事もあるらしく二の足を踏んでいる。まあ、今のままでも十分に楽しいから構わないが。



最近仕入れた商品の話をしよう。
「どんなものを仕入れているんですか?」と聞かれることが多いのだがいつも答えに窮する。なぜなら仕入れに行くまで何があるのか分からないからだ。
リユース品の仕入れなんて狙って取れるものではないし選り好みしていたらまともな売り上げを作れない。流れに任せて何でも扱うのがリユース品販売業者だ。

とは言えある程度の方向性はある。
俺の場合楽器、特にギターが多い傾向だ。
自分自身はギターは弾けずコードを押さえてなんとなく音を出せるくらい。

曲を弾く場合はコード表を見ながらごくごくゆっくりと。


ギターは好きだ。
音を出すだけなら意外に簡単、チューニングもアプリで簡単。
なんとなく音楽しているような雰囲気を身にまとえるのも良い。

11月頭に数本のギターを仕入れたのだが、その中でも気に入ったものを紹介する。


木曽鈴木バイオリン No50

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木曽鈴木のギターだ。
鈴木バイオリンと言うのは結構知られているが木曽が付くと古いものだと言うことが分かる。
もともと鈴木政吉という人が1887年に見よう見まねでバイオリン製作を始めたのが元。
それが戦後に財閥解体の影響を受け、鈴木バイオリン製造と鈴木バイオリン社に分離し、「社」のほうが木曽福島にあった事で木曽鈴木バイオリンと呼ばれるようになったのだ。これで分かるのは鈴木バイオリン自体の歴史の古さ。今では倒産してしまい新しいギターは製造される事は無い。


色合いや雰囲気が何とも言えない魅力のある一本だ。
いわゆるヴィンテージではない、皆が探し欲しがるというものではない。
だが俺はそう言うギターに何とも言えない魅力を感じる。

昔はギターは高かった。
今なら安価な物だって数多く販売されているしギター自体が数多くの趣味の一つになり下がってしまっている。

当時を思う、ギターは憧れの一種だったのかもしれない。
欲しくて仕方ない一本がこの木曽鈴木だったのかもしれない。
手に入れた人はどんな気持ちでこれを弾いたのか。

古いものにはストーリーがある。
リユース品を売って生計を立てるのなら、ギブソンやマーチンのほうが仕入れが高くてもリターンが大きい。無名より有名なほうが良いに決まっている。

だが、それはつまらない。
このギターはまだ売れていない。
高く売れることは無い。

せめてギターが好きな人の手に渡ることを祈りたい。
古い物を扱うときいつもそういう気持ちになるのだが、年を取ったせいかもしれない。



28日から本棚にある小説を一掴み、何度目かの読み返しをしている。
ここ2、3年で特にそうなったのだが何度も読んだ本を読み返すのが楽しい。
ストーリーを既に知っている安心感もあり中断することに躊躇いが無いし、今までは引っかからなかった部分が気になったりと新しい発見もある。
そのせいで新しい本を買うことが少なくなったのは悲しいことだ。
今読んでいる本が終わったら新しいものを買おうと思う。


今回はこれを読み返している。

 

仇敵 (講談社文庫)

仇敵 (講談社文庫)

 

 
去年だか一昨年だかかなり話題になったドラマがあった。
作者は同じ池井戸潤。
この人は本人も銀行マンだったから銀行を舞台にすることが多い。
想像もできない銀行という組織について面白く描いてくれているし勧善懲悪な要素を含んでいるので安心して読めるのもありがたい。
不条理な小説も好きだが仕事や私用で昔ほど読書に時間を割けない今、あまりにも先が気になるのは影響がでるからだ。

徹底的なリアルを描いていないという書評もあったがそれは当たり前。
エンターテインメント小説として成立しないのでは話にもならない。
だいたい、リアルに描くなら結末はグレー、うやむやになってしまう。
フィクションの世界くらい逆転劇や勧善懲悪が見たいのだ、俺は。


そういった意味では池井戸作品の中でもこれはお勧めだ。

 

ルーズヴェルト・ゲーム (講談社文庫)

ルーズヴェルト・ゲーム (講談社文庫)

 

ルーズヴェルトゲームと言うのは野球のスコアを表す。
フランクリン・ルーズヴェルトというアメリカ大統領が一番面白い野球のスコアは「8-7」であると言ったことが由来だ。
点の取り合い、逆転、再逆転、常に動き続けて人の目を奪い続けるゲーム。
確かに面白い。

この小説はある企業を舞台にしており銀行は頭の固い嫌な相手として描かれている。
だが、ルーズヴェルトゲームだ、最後には逆転してくれる。

最後まで引き込まれる面白い小説なのは間違いない。



今日もすっかり遅くなってしまった。
後5時間程度で朝ごはんを作り始めるだろう。
充実していなくても別に良いからスムーズな一日であることを祈ろう。