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DA PUMPの「U.S.A」という火の玉ストレートにやられた日

いや、やられた。

何がってDA PUMPのU.S.A。
17日のワイドナショーで特集されていたのを見て、今日Youtubeで確認した次第だ。そのちょっと前くらいからDA PUMPやばいみたいな話はうっすら情報として入ってきてはいた。それが新曲なのかISSAがまた女がらみでやらかしたのかは分かっていなかった。

今日初めて件の曲を見てみたのだが、いやはや素晴らしい。ユーロビートにのせて特に意味のない歌詞を歌うという、20年前にやたらと流行ったスタイルを今ぶっ込んで来るとは。

特に素晴らしいのはISSAの歌唱力だ。昔と変わらず、と言う評価が多いのも頷ける存在感のあるヴォーカル。むしろ表現力はレベルが上がっているし、年を経たことにより歌声も渋みや深みを増したような感じだ。

本当に久々にDA PUMPを聞いたが素晴らしいユニットだなあ、とあらためて思った。

と、褒めるのはここまでにして、いろいろと考えたことを書いてみようと思う。

 

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 ギラついた感がたまらないジャケットだなあ。

 

 

 

ワイドナショーでは松本人志がこの曲の次が大事、この曲は変化球だから、次にカッコいい楽曲を持ってきたらDA PUMPは再ブレイクできる、というようなことを言っていた。完璧に記憶しているわけではないので表現に違いがあると思うが、大枠ではあっているはずだ。

俺はそこに異論がある。

確かにこの曲は歌詞を見ればメッセージ性は無く、曲のノリを重視していると言える。ダンスも特徴的で、真似をしてYoutubeにアップする人たちも多そうだ。カラオケでも盛り上がるだろうし、飛び道具的な楽曲ではあると思う、確かに。

だが、これは決して変化球ではない。

もともとDA PUMPはm.c.a.tの音楽プロデュースでデビューしているユニットなのは周知の事実だ。m.c.a.tと言えば、ヒップホップの人にしてはやけに歌のうまいアーティストで、韻もへったくれもないラップが特徴である。

昔のDA PUMPも、歌詞はどちらかと言うと曲のノリを重視しつつ作られている印象だ。U.S.Aほど意味の無い歌詞ではないが。ラップも積極的に取り入れているが、韻を踏むというヒップホップの様式美を無視したアイドルラップ的な扱いになっている。

だからといって、彼らが実力の無いユニットかというとそうではなく、歌唱力やダンスの実力は間違いないし、ラップにしても表現力や技術は曲を追うごとに上がっていった。

現在のDA PUMPはどうやらオリジナルメンバーはISSAのみらしい。これは今日初めて知ったことで、非常に驚いた。なんだか増えていたし。とはいえDA PUMPらしいISSAの歌唱力を前面に押し出しつつ、キレのあるダンスを魅せるという方向性は変わっていないように感じた。

 

彼らの次の楽曲は大事、これには異論が無い。二匹目のドジョウ狙いで次もユーロビート、なんてやってもU.S.Aのインパクトは越えられない。だが、次もユーロビートではいけないのは、それが変化球だからという理由ではない。

狙いをニッチにして、ユーロビートでノリのよいダンスナンバーを集めてアルバムを出しても面白いと思う。クラブツアーとかできそうだし。

そう、もともとDA PUMPはキレとノリを重視するユニットなのである。もちろん異論は認めよう。だが、俺にとってはそうだ。バラードにもいい曲があるとかそういうことではなく、それだってがっつりと踊れる曲が多いこそ輝くのだ。

結局のところ、DA PUMPは本格派ではあるのだが、芯を食わないというか、ちょっとダサい部分が見えるというか、そういう部分がある。よくいえば親しみやすさみたいなものかもしれない。米津玄師にはDA PUMPみたいな部分は無いと言えば分かりやすいのだろうか。米津玄師は、有無を言わせない本物感があるのだ。

遠回りしてしまったが、DA PUMPにとってはU.S.Aは火の玉ストレートだ。いまこんな楽曲は無いのだから、とりあえずぶっ込んだのはマーケティングとしても優れている。しかも、DA PUMPの方向性であるノリとキレ、ISSAの歌唱力を押し出すという部分は完全に外していない。

この曲は、DA PUMPの勝負曲、外したり曲げたりしないストレートなものなのだ。次の曲で彼らが再ブレイクするかどうかは分からないが、実力のあるユニットであることは証明されたわけで、ISSAの歌声も高評価を得ている。これ以上無い結果を残した楽曲を普通は変化球とは言わない。

この曲こそ、DA PUMPの素晴らしい部分が凝縮されたものだと認識してほしい。少なくとも松本人志が訳知りで語るような物じゃ無い。(俺は松本人志が大好きなのは言っておく)


何しろ、今日は一日DA PUMPを聴きながら仕事をした。はかどったかどうかは不明ではあるが。

 

そこでまた気づいた。
これこそが狙いだったのではないかと。俺は現在40歳、DA PUMPが活躍した2000年代初めは20代前半。久々にDA PUMPの名前を聞いてU.S.Aを聴いて懐かしさを感じ、昔の楽曲を聴いたわけだ。やっぱりいいなと思ったし、特にファンと言うわけではなかったが、CD聴いてみようかな、とかipodに入れようかな、とも思った。

そう、この曲は俺のようなDA PUMPとともに20代前半を過ごしたアラフォーホイホイなのだ!
作戦にはまった俺はDA PUMPを聴き、魅力を再確認した。もしかしたら次の曲の情報をいち早く仕入れようとするかもしれない。

現在、俺は昔に聴いていた楽曲はほとんど聴いていない。飽きたわけではないし趣味が変わったわけでもない。ただ聴かない。よほどファンだったアーティストでもない限り。カラオケで誰かが歌ったのを聴いて懐かしがったり、ラジオでかかったのを聴いたりするくらいで。

今回のDA PUMPにはしてやられた。
なにせ昔の曲をしっかり聴くことになったのだから。

U.S.Aは我らアラフォー、ユーロビートに免疫のない20代に向けた火の玉ストレート、俺はしっかりと受け止めた。

 

さて、明日にでもGEOに行こうか。

 

 

 

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